FactVerse Scout
FactVerse Scout は DFS Pro のデータ探索・取り込みワークスペースです。データソース、設備 ID、フィールドの意味、モデル上のポイント、レビュー記録を一つの流れにまとめ、分散したデータを信頼できる運用コンテキストへ変換します。
初めて使用する場合は、初回の設備チェックから始めてください。設備一台または小さな範囲を選び、利用できるデータとフィールドの意味を確認し、残った課題を担当者へ引き継ぎます。
前提条件と入力情報
テナントで DFS Pro と Scout を有効にし、利用者へ必要な権限を割り当てます。AI 支援を利用する場合は、承認済みのモデルサービスをプラットフォームに設定します。
目的に合うワークフローを選ぶ
| 目的 | ワークフロー | 主な成果 |
|---|---|---|
| 設備にどのデータがあるかを把握する | 初回の設備チェックで「利用可能なデータを探索」を選択 | ソースとフィールドの一覧、確認事項、対応付け候補 |
| 特定のアプリケーションに必要なデータを評価する | 公開済みの業務目標を選んだ設備チェック | 必須シグナル、データ不足、検証結果、アプリケーション利用記録 |
| 業務ファイルやテーブルを取り込む | データ取り込み | データ棚卸し、フィールドと ID の判断、ドライラン結果、データセット版 |
| Brick モデルと運用データを接続する | Brick モデルとデータの関連付け | モデル変更、ポイント関連付け、公開記録 |
| 定期的な次回データを処理する | 次回データの受領 | 有効版との差分、レビュー結果、必要に応じた新版 |
Scout のワークフロー
Scout のタスクには、対象範囲、根拠、判断が保存されます。AI はフィールドの整理、コンテキスト比較、確認事項の抽出、提案作成を支援します。設備 ID、単位、測定位置、業務上の意味は領域担当者が確認します。公開が必要な場合は、承認者が変更をレビューし、公開担当者が適用します。
コネクター設定、データ取り込み、アプリケーション有効化は、それぞれの DFS またはアプリケーションのワークフローで行います。Scout は各機能を参照し、関連付けの結果を記録します。
タスク結果を理解する
| 状態 | 意味 | 次の操作 |
|---|---|---|
| 探索済み | 選択範囲内の許可済みソースを確認済み | 未取得項目を確認し、フィールドの意味を整理する |
| 提案を承認済み | レビュー担当者が提案内容を確認済み | 検証を完了して公開を準備する |
| 公開を適用済み | 選択した版または関連付けが有効 | ソースの読値と下流利用を確認する |
| 読値を観測済み | 指定期間内に実値を取得済み | 鮮度、期間、品質を確認する |
| アプリケーションを検証済み | 対象アプリケーションが承認済みデータを使用 | 受入記録を保存し、通常運用へ移行する |
履歴期間、現在の鮮度、アプリケーション利用は別々の根拠です。引き継ぎ時には、対象範囲、観測時刻、確認済み事項、残課題を記録してください。