FactVerse Scout はじめに
最初の Mission では、責任者が明確でレビュー可能な小規模設備群を選びます。企業全体やプラント全体から始めないでください。
開始前の確認
- 有効化したいアプリまたは業務ユースケース。
- Mission オーナーとデータオーナー。
- 一度のレビューで扱える拠点、システム、設備の範囲。
- アプリオーナーが公開したデータ要件の版。
- 対象データソースと設備定義へのアクセス。
- 使用するデータの実際の出所。
- レビュー、承認、リリースの担当者。
テナント管理者は DFS Pro と Scout を有効化し、適切なロールを割り当てる必要があります。
1. Scout を開く
データ連携 > DFS Pro > FactVerse Scout を開き、新規 Mission を選択します。
Scout が表示されない場合は、管理に従って管理者に確認を依頼してください。直リンクでアクセス制御を回避することはできません。
2. Mission を定義する
「A工場 ポンプ振動データ準備」のように、業務成果が分かる名前を使用します。
| 項目 | 入力の考え方 |
|---|---|
| オーナー | 結果と後続対応に責任を持つ人 |
| アプリ要件 | アプリオーナーが提供する正式な要件版 |
| 範囲 | 対象拠点、システム、設備、設備種別 |
| 目的 | Mission が支援する業務判断 |
| 証跡の出所 | 顧客ソース、デモソース、未確認 |
3. 準備状況を確認する
Mission 画面で、現在の状態、カバレッジ、ブロッカー、証跡日時、次の推奨アクションを確認します。対象設備と要件が正しく、不足や不明項目が数値ゼロとして表示されていないことを確認してください。
データソース、設備定義、要件が実質的に変更された場合にだけ再評価します。過去の評価は履歴として残ります。
4. ギャップを調査する
Coverage で不足、部分充足、不明、ブロックの項目を選択し、設備属性の定義、対応信号、意味、単位、チャネル、設備位置、データ鮮度、必要な承認を確認します。
ソースアクセス申請や設備定義の修正が必要な場合は、無理に対応付けず責任者を記録します。
5. 対応を提案してレビューする
Binding Workbench で管理対象の信号と設備属性を選び、他のレビュー担当が理解できる理由を記載します。識別、意味、単位、出所、責任が明確な場合のみ承認します。却下も有効な結果であり、不確かな対応がアプリに流れるのを防ぎます。
6. 承認して公開する
提案が承認されると、バージョン管理されたデータバインディング契約が作成されます。
ドラフト -> レビュー -> 承認済み -> 公開済み
レビューでは、ソース、設備、属性、想定影響、ロールバック担当を確認します。
7. アプリ利用を確認する
公開後に Runtime Evidence を開き、契約版、有効なバインディング、読取可能な観測期間、対象アプリ、消費記録、アプリ結果、最新証跡日時を確認します。
結果が空の場合は未確認です。数値ゼロとして解釈してはいけません。
完了チェック
- 範囲と責任者が明確。
- 想定設備がカバレッジに含まれる。
- 未解決項目に責任者がいる。
- 承認した対応に理解可能な理由がある。
- 契約がレビュー・承認済み。
- 実行証跡からアプリ結果を確認できる。
- データ出所の表示が事実と一致する。